我が家が渡米して間もない頃、子ども達はアルファベットや色、数字、果物や動物は口で言えても、
読めなかったし書けなかった。
近くの図書館に行っても、さてどの本が良いのか・・・なんて、わからなかった。
英語で司書の人におすすめを聞くのも、とても勇気がいったが、英語力向上のためにと何度か子どもが本を読むために、親が知っておくべきことを聞いた。
アメリカの本は、一部レベル別に5段階に分けられていて、簡単に言うと
・読む準備ができている子(年中、年長)
・読むのに助けがいる子(年中から小学1年生)
・自分で読める子(小学1年から3年)
・段落ごとの要点を理解して読める子(小学2年から3年)
・長い文章を読む準備ができている子(小学2年から4年)
この段階を、子ども達にあてはめて、それぞれのレベルから本を選ぶ形になる。
気負いすぎて、文字数が多いのを選んでしまうと、子ども達のやる気はドカーンと下がる。
我が家が最初に選んだのは、
Contents
PIGGIE and GERALD Mo Willems 作
簡単なフレーズの繰り返しや、絵だけでもクスっとなってしまう、
ブタのピギーとゾウのジェラルドのお話。
これは、我が家の子ども達、全シリーズ読んで、また読んで。
簡単なので、あ・・・読めるという自信にもつながった本。
同じ作者で、子ども達が大好きなのは
Don’t Let The Pigeon Drive The Bus
主人公の鳩が、読者にいかに自分がバスを運転したいかを、色々な言い方で
運転させてほしいとお願いするという内容。
これも、ピギーとジェラルド同様ユーモアたっぷりで、見ていてとっても
面白い。簡単な英語やフレーズがいっぱいなので、楽しんで本を読めるはず。
☆まとめ
我が家は、毎週のように図書館に行き、様々な本を借りて来ている。
子ども達がすぐに手に取れるような所に本を並べたり、興味が持てるように置いておくと、何も言わなくても、自然と本を手に取って読んでる事が多い。
最初は、絵だけを見て楽しんでいても、徐々に単語を読むようになり、
英文を読むようになり、最終的には理解して読むようになっていく。
好きな本や面白いと思える本が見つかれば、更に本を読む事が好きになり、
本を読む習慣ができるはず。
子どもと一緒に本を楽しむ、これが一番。
お気に入りの本を、子ども達と一緒に見つけるのもまたとても楽しい。
コメント